「デジタル→アナログオーディオコンバーター Digital to Analogオーディオ変換器 トスリンク 同軸端子入力 プロ/家庭用に」を購入

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「デジタル→アナログオーディオコンバーター Digital to Analogオーディオ変換器 トスリンク 同軸端子入力 プロ/家庭用に」を購入

DAC デジタル(光&同軸)→アナログ(RCA) オーディオ変換

外付けUSB-DACにしたLXU-OT2で十分満足な環境が構築できたのですが、悪い癖で他のDAC(特にハイレゾなる信仰※1はいかなるものかと)と比較してみたいとAmazon Prime対応で最安値のDACを購入してみました。本体の他にUSB電源ケーブルが添付されていました。(Amazonの場合、商品説明はカート獲得業者のみ修正できるので、トップの写真にある商品以外は購入する業者によって異なる場合があります。最近のブランドであってブランドでないような中華製品は特に要注意だと思います。評価でいろいろ書かれている方がいらっしゃいますが、Amazon出品者だけわかる事情があるという事で、商品は最初の写真にあるもの以外は業者によって違っている可能性があります。)

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※1 年寄りにはハイレゾ領域は聞こえないのでハイレゾである必要はないと個人的には思っているが….. 

外付けUSB-DAC専用に改造したLXU-OT2との比較と聴き比べ

デジタル-アナログオーディオ変換器(以降、DACと記述)は、192kHz/24bitの設定(※2)で、LUX-OT2と聴き比べてみました。

LUX-OT2の方が丸い感じで、若干太い音の印象で、DACは少し固めだけどLUX-OT2よりは、音の広がりを感じる気がします。

好みは最初は、LUX-OT2でしたが、いろいろと聴き比べているうちに、音のクリア感、音の定位の明確性などDACの方が良いかもと思い始めてしまった。

LUX-OT2にまだ改善の余地があるのか、それともハイレゾのアドバンテージがあるのか?

この商品自体の音質もあるかもしれませんが、個人的には、24ビットのダイナミックレンジと単独では聞こえない周波数も合成信号としてなんらか影響している(超音波スピーカーのように高周波の重なりで聞こえる音ができるなど)のではないかと推測しています。ん、そうするとスピーカーで聴くハイレゾ音源には意味がありそう…..ヘッドフォンの場合も脳の意識しない部分で画像や音の合成をやっているそうなので、多少なり影響はあるかもしれない…..

※2 商品説明上、明確に記載がないが、同一商品と思われるものの記載からは96kHzまでの対応の模様だが、入手したものは、192kHz/24bitも問題なく動作しています。期待はしていたが、得した気分(^^♪

DACの周波数特性の測定結果

前回LUX-OT2を測定したのと同様の方法で、測定してみました。

DAC デジタル(光)→アナログ(RCA) オーディオ変換 周波数特性192kHz/24bits

192kHz/24bitでの周波数特性は、なかなか良い結果となりました。

60Hz/180Hzのノイズは、PCが要因ですが、70kHzあたりのノイズは要因が不明ですが、測定に使用しているPCのオーディオインターフェースも限界に近い領域なので、測定環境の問題かもしれません。

DAC デジタル(光)→アナログ(RCA) オーディオ変換 周波数特性96kHz/24bits

96kHz/24bitsでの周波数特性も良好なので、70kHzあたりのノイズが気になる場合は、96kHz/24bitで使用すると快適と思われます。

(追記)

PCのオーディオ入力を接続し直すと60Hz/180Hzだけでなく70kHzあたりのノイズもなくなりました。

DAC デジタル(光)→アナログ(RCA) オーディオ変換 周波数特性192kHz/24bits

やはり、測定系の問題だったようです。

DACの歪み率の測定結果

DAC デジタル(光)→アナログ(RCA) オーディオ変換 1kHz歪み率 測定結果 192kHz/24bits

1kHz 歪み率 192kHz/24bit

DAC デジタル(光)→アナログ(RCA) オーディオ変換 1kHz歪み率 測定結果 96kHz/24bits

1kHz 歪み率 96kHz/24bit

100Hz、10kHz、20kHzでも同様の傾向で、若干96kHzの測定結果が良くなっていますが、測定系の限界の影響かもしれませんし、絶対値的に0.006~0.013%程度の歪み率で実力はもっと良いはずですので十分な性能かと思います。

前回のLUX-OT2の歪み率の測定結果より悪いのは、DACの出力レベルがラインレベルに対してLUX-OT2は出力にx2のオペアンプがありラインレベルの2倍の出力があり、測定系のノイズに対してアドバンテージが生まれていると思われます。LUX-OT2の出力段のオペアンプをボルテージフォロアとして測定してみると、以下となり、2倍近く値が悪くなっており、測定系の影響が大きいことが推定できます。

DAC デジタル(光)→アナログ(RCA) オーディオ変換 LUX-OT2 1kHz歪み率 測定結果 48kHz/16bits

DACのセパレーション特性

1kHz以下では73dB以上ですが、10kHzでは50dB程度と周波数が高くなるとセパレーション特性の悪化が顕著なように見えます。LUX-OT2も同様でしたが、DACの方が少々悪いように見えます。

測定系の問題も大きいですが、回路的になんらか見直し、改善の余地があるかもしれません。

というか、改善の必要がないくらい良い感じですので、この点を改善するとさらに音の定位が良くなるのではないかと更なる期待があります。

私的結論

値段を考えるおススメのDACかもしれません。

念のために暫くハイレゾ音源(192kHz/24bit)を暫く流して放置してみましたが、5時間程度放置後も問題なく再生していました。常用できそうです。

実は、このDACの中身だけ使って、なんだか気に入ってしまったSONY リバティのアンプ TA-V715に内蔵を企んでの手配でしたが、このまま使用することにしました。

LUX-OT2は、仕事用PCに移設、音楽や映画鑑賞など視聴時間の長い寝室のPCへはこちらのDACを使用することにしました。

 

今回は、PCの光デジタルS/PDIF(TOSLINK)に接続していますので、ジッター特性はPC次第となります。ジッター特性の良いUSB DDC経由で利用することでさらに良い結果が期待できるかもしれませんが、PCからのノイズの影響もありませんし、個人的には必要十分な良い音質と思います。デジタル出力のあるPC/オーディオがあれば、手軽に手元のアンプでハイレゾ再生ができます。

USB接続でお手軽にハイレゾ再生には、こちら がコストパフォーマンス抜群と思います。(TRRSの4極ミニプラグでの接続ですので、注意が必要です。)しかし、接続するUSBポートによってはPCからのノイズが発生してしまうかもしれません。PCからのノイズがある場合は、セルフパワーのUSBハブ経由で接続すると良いと思います。

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今回、購入したDACと同等?の商品

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 ACアダプターと光ケーブルが付属するので、これらが必要な場合は、こちらの選択が良いかもしれません。DAコンバータ部門第一位だそうですので、私が購入したノンブランド商品(?)安心かもしれません。

ELEVIEW DAC デジタル(光&同軸)→アナログ(L R/3.5mmミニジャック) オーディオ 変換器 光・同軸 変換 コネクタ D/Aコンバーター デジタル アナログ 変換機 ハイレゾ LPCM2.0/DTS/DOLBY-AC3入力音源対応 (DAC-UP)

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こちらはUSB電源ケーブルしか添付されていませんが、192kHz/24bitsと明記されていますので、192kHzハイレゾ目的には確実な商品かもしれません。

 

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