月: 2017年6月

ホームページの管理会社変更について

ホームページやネットショップの運用管理を外部の会社に委託されている場合に、何らかの理由で、委託先を変更したいとき…..

  1. 契約書を確認しましょう。(重要

注意したいのは、解約条件と著作権です。万が一、作成物(ホームページ・ショップ)の著作権が制作会社(管理会社)にある場合は、現状のデータの利用は出来ないので新規に作成するか、著作権を持つ会社から譲渡(購入?)が必要になります。譲渡の場合は、もめない為に念書を交わすのが良いでしょう。あと、解約後のデータ、アカウントなどを破棄する念書も交わすと安心でしょう。

  1. ドメインの所有者を確認しましょう。(重要

もし所有者が制作会社(管理会社)である場合は、譲渡してもらうか、ドメインだけ管理してもらうことになります。基本的には、譲渡で、ドメイン管理会社(お名前ドットコムやムームードメイン)のアカウントと支払いは自身で行うか、新しい管理会社に委託するのが良いでしょう。

  1. ホームページのあるサーバーの所在・権利者を確認しましょう。(著作権がある場合)

制作会社(管理会社)の共有サーバー上にある場合は、新しいサーバーへのデータ移管が必要となりますので、現状のデータを入手しましょう。具体的に何が必要かは、新しい管理会社に事前に相談するのが良いでしょう。

単独レンタルサーバーの場合は、「契約サービスの譲渡」を行うことで、新規にサーバーを構築しないで、現状のままで管理会社だけを変更できる場合があります。新しい管理会社に事前に相談したうえで現状の管理会社に譲渡・移管を交渉するのが良いでしょう。

具体的な解約、管理会社の変更を現行の管理会社に伝えるのは、事前に変更先の管理会社と相談の上で伝えるようにしましょう。ドメイン・データともに新規に作成する場合はこの限りではありませんが、ある程度、認知度があるドメインであれば、極力ドメインは変えない(スラッグも極力合わせる)ようにするのが良いでしょう。

更新が遅いなどの理由で管理会社を変更される場合で、現行ページがHTMLでダイレクトに記述されているのであれば、変更の機に現状の資源を有効活用しつつ更新がやりやすいCMS(content management system)を導入することも検討されると良いでしょう。