月: 2018年12月

Googleが提供している「reCAPTCHA」がV3に

botをガードしてくれるありがたいサービスですが、最近V3にUpgrade

ユーザーはreCAPTCHAを意識しないで使えるようになりましたが、Web運用者は注意が必要になるようです。

使用の関連アプリ/プラグインもV3に対応するとreCAPTCHA v2のままだと、お問合せなどがすべてスパム判定される可能性があります。

実は恥ずかしながら、お客様から問い合わせが届かないとのご連絡を頂き、判明しました。

WordoressだとContact7をほぼ確実というくらい使用されていると思いますが、まさにこの状況が発生します。

まぁ、Contact7のバージョンアップ後、reCAPTCHAが無効になり再設定が必要になりますが、この時に必ずv3のキーにしないといけません。

 

メールを登録すると、レジストリURLを配信するようなサイトをいくつか確認してみましたが、メールが届かない(もちろんspamになっていないのは確認)ところがありました。似たような問題が発生しているのかもしれません。

あなたのホームページは大丈夫ですか?

パソコン設備の買換え前にLinuxを検討しましょう!

WindowsとLinuxの比較

(最近のWindows10の挙動に個人的に不信を抱き、Linuxを再び触る機会が増えたそんな状況での個人的な主観も含みます。)

デスクトップ上でWindows10とXubuntuを見た時、以前は明らかにMicrosoft Windowsに軍配が上がる感じでしたが、Windows10でのフォントの汚さ(度重なる修正と慣れで問題は少なくなった)などつまずいている間に、Linuxを支える有志やそれをサポートする企業の努力により、随分とユーザーフレンドリーになり、見栄えももちろんですが、操作性においても、一般のユーザーが使っても違和感のないレベルになりました。

インストールについてもWindows10の簡単インストールに全然負けてない簡単インストールとなり、標準的なハードウェアだと自動的に最適なドライバーがインストールされ、昔のように必要なドライバーを探して個別にビルド、インストールが必要ということがないと思います。ただ、特殊なハードウエア(個別メーカーのソフトがないと動かないようなハードウェア)例えば、テレビチューナなどは、情報が開示されてなくドライバーがない場合もありますが、それも随分と限られてきたように感じます。そもそも中核に使用されるチップの共通化が進んで、チップ単体に対応するドライバーがあれば、メジャーになるハードウェアなら世界中の誰かがポーティングして動くドライバーを公開しています。

Microsoft windowsは、1社独占のOSで、今後の動向はMicrosoft次第ですし、最近の定期的なUpdateには閉口することしばしば、折角設定した環境を平気で壊してくれますし、ネットワーク依存性がドンドン強くなっていて、必要とあらば個人情報を引き抜くことも容易な環境となっています。マイクロソフトアカウントによる同期化なども便利な一方で大きな危険をはらんでいるように感じて仕方がありません。それに対してLinuxは、基本はオープンソースですし、様々なパッケージ(ディストリビューション)があり、それぞれに特徴はありますが、多くの人がソースを解析改造を繰り返して相互監視の上で進化しており、1社1個人の思惑でどうかなるOSではありませんので、その点でStatableなリビジョンを使用する限り安心して使用できると思いますし、自分の好みの環境の維持もさほど難しくは無いように思います。

LinuxがWindows10に劣るとすると専用ソフトの存在ですが、これもクラウド化が進むにつれてWebアプリへと変わりつつありますので、その垣根も低くなってきたように思います。

最近の高速なハードウェアを要求する3Dゲームなどはまだ、Windows10に分があるように思いますが、3D CADなどはかなり以前からLINUXのアプリケーションが存在しますし、グラフィックカードメーカーも世の流れに合わせてLinuxのドライバーを提供していますので、必要に応じて別途にドライバーをインストールしなければならない手間がありますが、それはWindows10についても本当にTuningしたい場合はメーカから最新のドライバーを入手してインストールしなければならないので、さほど差はないように感じます。

LinuxもGUI強化などにより、ハードウェアに要求する要件が高くなってきてはいますが、Windows XP世代のハードウェアなら一般的なパソコンの使用範囲であれば実用範囲の動作ができる場合が多々ありますし、何より最新のバージョンをハードウェアの新旧を問わずインストールできますのでセキュリティー的にも安心できます。また、中小企業などは、パソコンの入替の頻度も大幅に削減でき、経費削減にもなると思います。

オフィスソフトの代表的なMicrosoft OfficeもLibreOffice / OpenOfficeに置き換えることが出来ます。但し、既存マクロなどは作り直しが必要だったり、完全互換ではありませんが、社内は、LibreOfficeで統一、一部やむなしの限られたパソコンのみMicrosoft Officeを導入して、対外的資料は基本pdfもしくはcsvとすることで運用可能となります。どれほど経費の削減になるか.....

もともとパソコンの得意でない方には、OSが、LinuxかWindows10かなんて関係ありませんから、会社の中で1、2人ある程度Linuxを触れる方(いない場合は、私共の様なところに外注委託)がいれば、既存の設備のままで経費削減もできる可能性があります。ご検討されてはどうでしょうか….

Ubuntu / Xubuntu をインストールしよう

ただインストールするだけ(Windows10とデュアルOS化したいなどでない、新規インストールの場合)なら、インストールするLinuxのイメージをインターネットからダウンロードして、DVDに焼くか、USBブートに対応したパソコンにインストールする場合ならUSBメモリに書き込み、その媒体からブート、いくつかの簡単な質問に答えるだけで、パソコンに合わせたLinuxがインストールされます。

WindowsXP、VISTA世代のパソコンにインストールするなら、Xubuntuがおススメです。最初から見た目もMicrosoft Windowsに近い印象なのでユーザーの違和感も少なく、動作も比較的軽いので、多くの場合、快適に使用できます。(インターネット上で動画を見たり、3Dゲームなどには向きませんが、)

パワーに余裕があるパソコン(省エネCPUを除き、コアが2個以上、メモリが4GB以上)なら、Ubuntuがおススメ。

日本語で使用するなら「日本語 Remix」が良いでしょう。オリジナルなUbuntuに日本語文化独自の修正が加えられているので、より快適に使用できます。

インストールするLinuxのバージョンは、業務や長い間環境を維持したい場合は、最新のLTS版を使用しましょう。サポート期間が長く、標準状態では安定した機能のみ組み込まれますので安心して使用できます。

Linuxのセキュリティについて

一般的にLinuxでは、Microsoft Windowsの様なセキュリティ対策(ウィルス対策)ソフトはあまり必要と考えられていません。

ウィルスのターゲットとされることが少ないこともありますが、セキュリティ対策に最も効果的な対策は、常に問題を修正された最新の状態で使用することなので、世界中の有志やサポートする企業のもと、問題が見つかればすぐさま修正が入り、常に最善の状態に保たれるLinuxを取り巻く環境とLinuxというOSそのものがセキュリティに配慮されて設計されていることによります。

ただ、インターネット上には危険なサイトも沢山あります。これらに対しては、人間セキュリティ次第の場合も多々ありますので注意が必要となります。ブラウザにも世界中から寄せられるブラックリストが登録され、事前に警告する機能も備わっていますので、人間セキュリティ機能を少なからずサポートしてくれます。それでも注意は必要となります。これはウィルス対策ソフトを導入しているWindows10でも程度の差異はありますが、同様に注意が必要となります。

情報を開示するかと聞かれて、オペレーターが開示すると答えたらそれまでですから.....

パワーに余裕があるパソコンの場合は、オープンソースで開発されているウィルス対策ソフトClam Antivirusをインストールしておくとより安心かもしれません。Clam Antivirusのフロントエンドの「ClamTk」をインストールすることで簡単に使用できます。

私の環境で、Linuxで運用できないもの

通常業務で使用しているアプリケーションは、一部を除き、Linux上にほぼ同等の機能を有するアプリケーションがあります。

唯一、税務処理のみWindows上の専用ソフトとなります。会計ソフトなどは、linuxでも「GnuCash」など存在し、実用レベルにあるようですが、外部に事務処理をお願いしたり、税務申告するにはちょっと厳しいと思われます。会計処理ができる方がいらっしゃる会社であれば、移行できるのではないでしょうか。但し、海外生まれの会計ソフトなので日本文化に合わない部分もあるかもしれませんので、試行錯誤しながらとなるとは思われます。

最近はクラウドタイプの会計ソフトに対応している会計士さんもいらっしゃるようなので、クラウドに走る手もあります。現状の会計ソフトを使いたい場合は、wine上で動作するか確認してみて安定動作するようなら、Linux上で現行のWindows版会計ソフトを利用する方法もあると思います。

TAXも、現状はアプリ版を使用しているので、未確認ですが、おそらくWeb版を使用すればLinuxでも問題ないでしょう。 公的個人認証とWeb版と言いつつローカルにアプリのインストールが必要で、Windows/Macのみ対応となっており、対応は難しそう。

弊社は、「JDL IBEX出納帳」を使用しているので、これの機能限定版(登録会社が1社のみ)で無償配布されている「JDL IBEX出納帳Major」をwine上で動作確認したいと思ったのですが….googleのreのV3への移行対応の影響でしょうか登録メールが発行されないので、ダウンロードできず....

確認はまたの機会に

 

涙....

仕事で主要に使っている伊予銀行のネットバンキングが未だにLinuxはだめ、Internet Explorer(つい最近Edge対応)のみと時代遅れのまま。大手は対応しているところも増えているようなのに残念…メインBank変えようかしら。。。。「User-Agent Switcher」を使えばLinuxでも使えるのですが本末転倒?今どきでないOS/IE制限は外すべきと思います。

我が家のサーバーが再起動を繰り返しはじめて。。。。

プライベートサーバー兼WindowsバックアップサーバーのPCが、起動後、運用中は問題ないのだけれど、再起動時にビープ音(6回)で再起動を繰り返すようになり、それでも数回で勝手に起動しますし、意図的には再起動はほぼ皆無(常時Power ON)なので放置していましたが、頻繁なWindows Updateと再起動を繰り返す頻度増加、ファンも若干異音発生で、やむなく整備しました。

CPUクーラーは目詰まり状態ですし、まぁ埃だらけ。。。。医者の不養生みたいなもので、お客さまには定期的な清掃が必要といいつつ自分は。。。。

ビープ音(6回)で再起動を繰り返すってなに?

要は、何が悪いっと特定する以前の状態で、とにかく起動できないって状態と思って良いでしょう。

で、その対応は、

これまで正常に動作していたものが、要因もなく(何か構成、設定を変えたとかがなく)ある日突然発生であれば、まずは清掃しましょう。

ただ、PC/HWの知識がまったくない方が清掃できるのは外回りだけでしょうから(知識なしに内部を清掃した場合、手に負えな状況に悪化させてしまう可能性もありますから)、知識をもった方にお願いするのが良いでしょう。メーカ保障期間であれば、むやみに触らないで素直にメーカーに依頼しましょう。保証のない物・メーカーから見捨てられた物・自作機などは、ご相談頂ければ、清掃・メンテ5,000円から承っております。お気軽にご相談下さい。

こんなに綺麗になりました。

残念ながら、今回は清掃だけでは、正常状態に戻りませんでした。

CPUクーラーのファンは、ENERMAX T.B.Silenceシリーズでしたので、ファンブレードも取り外し、洗浄・軸にドライ潤滑剤をすることで、正常になりました。

ここからは、最小構成にして被疑部品の割り出しとなります。とは言っても原因として考えられるパーツは、CPU・電源・メモリ・マザーボードのいずれかなので、交換パーツをもっていれば、簡単に切り分けられます。

今回は、マザーボードが被疑部品となりました。

念の為、代替パーツをオークションで物色しつつ、現状のMB(マザーボード)の正常化を試みてみました。

  • 起動後は問題なく動作していることから致命的なHW故障ではなさそう。
  • オーバークロックなど正常に起動できない状況に陥った際の挙動に似ている。
  • 使用のMBはASRock B75 Pro3-Mで、ジャンパーレス化で基本的なハードウェアパラメータをすべてBIOSが握っている。

以上から、BIOSフラッシュROMの読み出しが不安定になっているか、一部パラメータが破損しており不具合を生じていると考えるのが妥当と思われます。

BIOS設定の初期化を実施しても状況は変わらない事から、メーカでない我々が取れる対策として、不安定な状態でリスクも高くなりますが、BIOSの再書き込みとなります。だめなら交換しかない状況なので。。。。。

再書き込みの結果、拍子抜けするくらい、あっさり、正常に起動するようになりました。

めでたし♪

デスクトップPCの清掃など お気軽にお問合せ下さい

ちなみにノートPCの場合は、電源を切った状態で外部から掃除機で吸取るくらいで大丈夫ですので、お客様ご自身で行われると良いと思います。余程の場合は分解掃除もありかもしれませんが、内部の清掃が必要なレベルだと何かしらパーツ故障が発生している可能性が高く、メーカ修理が不可の場合は買換えをご検討されるのが良いかと思います。

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