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COMPAQ PC CQ1140jp (APU AMD E-450)オーバークロック


COMPAQ PC CQ1140jp (QF212AA-AAAD)にXubuntuをインストールしてみた

暫く放置状態だったこのAMD Fusion APU E-450デュアルコア・プロセッサー 搭載のデスクトップパソコンを立ち上げてみました。

相当前にWindows10なら、どのくらい動くか確認で入れただけなので未認証。とりあえずはWindows Updateも勝手にして動いているようですが、未認証は未認証、以前にUbuntuで使用した時より随分動画再生が軽くスムーズ(綺麗)なのをざっくり確認後、いくつかの派生UbuntuのLiveDVDで動作確認した後、一番良い印象だったXubuntuをインストールしました。

Windows10で実用的な動画性能だったので、ハード的には動画再生能力に問題はないようですが、やっぱり比較的軽量なXubuntuでもギリギリで再生している感じで余裕がありません。

動画の再生は、Amazonプライム動画をFirefoxで再生して確認しています。

AMD Fusion APU E-450をオーバークロックする

Windows10がノーマル状態で余裕をもって動画再生できているわけだから、もっとまとうな手段で対策もできそうなものですが、すでにHWアクセラレータも使っているはずの状態なので、E-450をオーバークロックしてしまいました。

『AmdMsrTweaker』をインストールします。

johkra/amdmsrtweaker-lnxにある64 bit executableを取ってきて、展開します。

展開したファイルを、パスの通ったフォルダに「amdmsrt」にリネームして移します。

当然、実行属性を付けます。

# sudo chmod +x amdmsrt

cpuidをインストールします。

# sudo apt update

# sudo apt install cpuid

これで準備は整いました。

実行してみましょう。

# sudo modprobe msr
# sudo modprobe cpuid
# sudo amdmsr

これで、現在のAPUの設定と設定可能な範囲が表示されます。

どうやら、機能としては3.3GHzまでオーバークロックできるようです。

実際にオーバークロックしてみます。core電圧も設定できますが、既に設定できる最大値ですので、電圧指定の「@1.35」は省略可能です。

# sudo amdmsrt P0=26.4@1.35

「26.4」は「27」でも設定できる値に丸められるのでざっくりで指定できます。max「33」

Windows10で動作させた時ほどの余裕はありませんが、少し安心して動画再生できる感じになりました。

ログイン時に自動的にオーバークロックさせる

ログインのたびに、コマンドをたたくのも面倒ですので、ログイン時に自動的にオーバークロックするようにしました。

適当な名前(ここでは、amd_overclock.shとします)で、オーバークロック シェルスクリプトを作成します。

#! /bin/sh
# modprobe msr
# modprobe cpuid
# amdmsr P0=26.4

管理者権限で実行しないといけませんので、

「セッションと起動」で、「自動開始アプリケーション」に登録する際に

sudo /usr/local/bin/smd_overclock.sh

と登録しますが、このままでは、パスワード入力が発生して都合が良くありません。

そこで、「smd_overclock.sh」の時だけ、sudoをノーパスワードに設定します。

# sudo visudo

以下を追記します。<username>は自分のuser名

<username> ALL=(ALL) NOPASSWD: /usr/local/bin/smd_overclock.sh

これで、再起動しても初めからオーバークロック状態で起動します。

再起動後、コンソールターミナルで、

# sudo amdmsr

これで現状の設定が表示されれば、成功です。

 

 

 

終わり

YOKOGAWA 7541 DIGITAL MULTIMETER 修理と校正


YOKOGAWA 7541 DIGITAL MULTIMETERを入手

手持ちのテスターの挙動が不安になってきたので、ベンチトップタイプのマルチテスターを物色

送料込みを考えると格安(3,000円)でデジタルマルチメーターを入手しました。

電源が入るのと、電圧及び抵抗レンジでチェックしてみましたが
動作しているようです。
精度に関してはよくわかりません。
という事でした。
 

YOKOGAWA 7541 について

メーカサイトやネット上で情報を探しましたが、校正をされているサイトに若干校正後の保証スペックが記載されている程度で、ほとんど有用な情報は見つけられませんでした。
しかし、この機種の兄弟(OEM?)と思われる機種を見つけました。
Panasonic デジタルマルチメータ VP-2662A
山脇電子工業株式会社 様のページで仕様書(カタログ)が入手できます。
温度測定と周波数Bの測定、ピークホールド機能などが省略された機種のようですが、
24999カウントフルスケールですが、10μV・μAまで計測でき、ACに関してもTrue-RMS測定できるようです。
TechEyesOnline に本器のカタログもあるようですが、プレミアム会員登録が必要なので、今回は見送りました。
 

YOKOGAWA 7541 の動作確認結果

動作確認したところ、
  1. ショート状態でも抵抗値が異常に大きい。
  2. 電圧(V)レンジで0V(ショート)時のオフセットが若干大きい
  3. 電圧表示が若干低めに出ている。(スペック的には下1-1/2桁以外はそれなりを期待だが)
  4. 電流測定ができない。(入力オープンになっている)
1.については、大電流を流して入力ターミナルを焼いてしまっていました。入力ターミナル部分が若干溶けてはいましたが、機能的には問題ないようでしたので、ターミナルのネジを外して、コンタクトのクリーニングと真っ黒になったネジを手持ちのものに交換して、0Ω時に0.05Ωまで下げることが出来ました。
2.3.については、別途校正を検討
4.これはヒューズ切れでした。おそらく1.の発生時に切れたのでしょう。ヒューズ交換して測定できるようになりました。
 

YOKOGAWA 7541 DIGITAL MULTIMETER の校正

校正については、情報を入手できませんでしたので、自身で確認した方法となりますので、誤りも多分にあろうかと思います。
回路解析までしていませんし、手持ちの実機での確認だけなので、確証のない参考程度とお考え下さい。
中身は、ADCMTの高精度タイプなどに比べると大変シンプルです。(高精度器などは、標準器となる部分が厳重にシールドされていたり、特殊な実装が施されていたりします。)
YOKOGAWA 7541 DIGITAL MULTIMETER の内部
シールドを外して、調整部を少し拡大。基板裏側にマイコン、基準電源などが実装されているようです。
YOKOGAWA 7541 DIGITAL MULTIMETER の校正
 
AC、温度関係は、適当な標準器やプローブを持っていないので、今回は見送り
おそらく、
AC True-RMS関係は、 VR6、VR7、CV2,CV3
温度関係は、VR17、VR16(?)
と思われるが、確認はしていませんので、あくまでも推測です。
 
校正で調整したところは、(記載のない電圧電流表示はDC/直流レンジ)
VR6:電圧のオフセット調整(AC)。250mVレンジで入力をショートして0Vなるように調整
RT:基準電圧調整?250mVレンジの校正。240mVを入力、表示を合わせる。
VR3:2500mVレンジで2.4Vを入力調整。
VR2:25Vレンジで24Vを入力調整。
VR4:250Vレンジで240Vを入力だが、標準器がないので122.2Vで調整。
VR5:2500Vレンジで2400Vを入力だが、標準器がないので122.2Vで調整。
   多分これで、すべてのDC電圧は校正できると思いますが、だめなら、再度RT
直流電流については、多分この電圧校正で許容範囲に収まると思います。(外れた場合の調整は不明)
VR11:250Ωレンジ。100Ωを接続して確認。
VR12:2500Ωレンジ。1KΩを接続して確認。
VR13:25kΩレンジ。10kΩを接続して確認。
VR14:250kΩレンジ。100kΩを接続して確認。
VR15:導通ブザーの設定。使いやすい設定にすれば良いと思います。私は回路チェックが主なの凡そ10Ω以下なら鳴る様にしました。
 
※抵抗測定は、測定ケーブルの抵抗値も考慮にいれて、校正レンジであらかじめショートでの抵抗値を確認REL設定(相対値を記憶して差し引きしてくれます)したあと校正する。
※標準抵抗は、レンジ内の中間値あたりの値のわかっている抵抗で代用できる。
※校正は、電源投入から30分以上経過後実施する。
※できれば環境温度は25度にする。
ADVANTEST TR6150 HP 3468A YOKOGAWA 7541 01
 

気になる残問題

意味不明な調整部分も気にはなりますが、それより、読み取り値が安定するのが数回のサンプリング後となっていて、読み取り値の確認に注意が必要な感じになっている。下2桁だけなので、実用上は問題は少ないがオフセット調整などリアルな状態を読み取りながら調整する場合などは気を付ける必要がありそうです。

本来のこの機種がそういうものなのかもしれないですが、変換が遅い2重積分方式でも数回サンプリングが必要な状況はおかしい。積分回路/サンプリング回路で使用しているコンデンサの劣化が進行しているのかもしれません。ADコンバータ周りの回路もチェックが必要かもしれない。

その他にもレンジ切替直後、読み取り値が若干ずれる場合がある。レンジ切替のリレーのコンタクトが劣化しているか、最近の使用頻度が少なく目覚めが悪い状況になっているのかもしれない。しっかり使用しながら様子見が必要と思っています。

 

岩通 シンクロスコープ IWATSU SS-5711C SYNCHROSCOPE を修理


オークションで、ジャンク IWATSU SS-5711C SYNCHROSCOPE を入手

出品者もわかっている不具合を羅列されて出品されているジャンクなので、何らかの修理が必要と思っていましたが、入手後、簡単な動作確認では特に問題がないように見えて、喜んでいましたが、やっぱり不具合がありました。

というか、とんでもない故障持ちでした。

出品者が確認されたときはまだ中途半端に故障されていたのでしょう。私の確認した不具合は、1mS/div,2mS/div,5mS/divレンジで輝線のみで全く波形が表示されない。

しょうがない、SS-5711Cを修理しよう!

回路図を眺めていると、このレンジにだけ関係する部分が判明!

IWATSU SS-5711C 故障部分の回路図抜粋

コンデンサ C32の故障か、レンジ切替のセレクタ周りの接触不良と予想しました。

IWATSU SS-5711C SYNCHROSCOPE を分解

オシロスコープなど測定器は、(原理は簡単だけど)非常に複雑で、分解は躊躇してしまいますが、古い機種はある程度のメンテナンスができることを配慮して設計されているので、見た目よりは簡単に分解できます。

ただ、基板間をケーブルが飛び交っていますし、そのケーブルの配置自体に意味がある場合があるので、分解前の状態が再現できるよう写真を撮っておくと良いと思います。(簡単に分解できるからと言って、中身の構造がある程度推定できる方以外は、測定器によっては分解してはダメな部分もあるので、とりあえず分解してみるは止めた方が良いです。)

IWATSU SS-5711C 分解中

IWATSU SS-5711C 分解中

やっと問題の部分が姿を現しました。

IWATSU SS-5711C 分解中 故障ボード

故障場所は此処だ!

IWATSU SS-5711C 分解中 故障部分

なんと!

IWATSU SS-5711C 分解中 故障部分拡大

分かりますか?コンタクト部分がなくなっています(-_-;)

故障したプローブの一部を使って修理しました。ハンダが付かないと思ったらステンレス製?でしたので、板金用フラックス(強酸性なので取り扱い注意)で作ったコンタクト端子にハンダを付けてから、セレクタ部にもすず線で取り付け土台を作って、ハンダ付けしました。

※異種金属間は接触不良などの原因になりますので、本当はステンレスは良くありません。適当なパーツが出てきたら交換したいと思います。

# 換気が十分でなく多少吸い込んでしまったようで、ちょっと調子が悪い(-_-;)—–板金用フラックスの取扱いはほんと注意が必要です。

IWATSU SS-5711C 分解して修理しました

この写真だと軸に接触しているようです。このあと少し短くして取り付け直しました。

ジャンク IWATSU SS-5711C SYNCHROSCOPE 十分実用レベルに復活

接触抵抗が若干大きいのか、微妙に計測波形がぶれているような気もしないでもないですが、趣味の範囲での利用なら、十分実用レベルに復活しました。

(波形のブレを感じたのは、確認の為に使用したシグナルの安定度の問題と走査線速度の問題で、正常に動作していました。)

分解のついでにパネルも洗浄したので、リフレッシュして若返ったSS-5711Cです。周波数カウンタが付いていて基準クロックは普通の水晶発振子のようですが、値は結構正確なようです。GPSで調整したカウンターとほぼ同じ値を示します。(有効桁数は少ないですが、実用的レベルと思います。)

復活! 岩通シンクロスコープ SS-5711C

10MHz程度の波形を見る場合も、帯域 20MhzのSS-5704で見た場合、波形がなまってしまい波形の品質までは見えませんが、流石に帯域100MHz SS-5711Cだとそれらしい波形が観測できるようになります。

10MHzの波形を見る場合、10MHzの正弦波を見たいわけではないので、その十倍の帯域のSS-5711Cを入手して正解でした。

CXO用の簡易オーブン考察


CXO-050CをOCXOにするオーブンを考えてみた

発熱体は、抵抗が簡単なので、抵抗を発熱元とする回路を考えてみました。

最近のはやりなら、PICやAVRマイコンを使用するのが一般的と思いますが、ここではディスクリート部品で如何に簡単に実現するかを考えてみました。

あと、手持ち部品で作れるものという条件で考えてみました。

いきなり、検討結果!

出来るだけシンプルにしたオーブンOven回路

右上が実際に実験で作ってみた回路(R11とR12に分けてるのは、手持ちRで作った為)

R1,R2は手持ちの関係で10Wもありますが、1W程度で十分と思います。本来は、電源電圧と抵抗値で最大消費電力を計算して決めます。

また、R1とR2は直列にしていますが、並列の方が発熱が大きくなりますので、並列の方が本来は良いかと思われます。(0.8W ⇒ 1,6W*2)

実際、直列の現状回路では、発熱量が不足で、温度維持には十分な断熱が必須となりますし温度上昇も遅いです。

但し、並列にした場合は、Q3(2SD2012)もそれなりに発熱するので、ヒータの一部としてオーブンの物理構造を考えると熱効率が少しでも良くなるかと思います。

試作回路は、保温材次第ですが、50℃~53℃程度にコントロールできているのを確認しました。

個体によるブレがあるので、同じ回路で作成してもまったく同じ温度にはなりませんが、絶対温度は重要ではなく、同じ温度を維持できることが重要なので十分実用的と思います。

左下は、設定温度をより指定しやすく、温度上昇による設定値のブレも少なくしたつもりの回路です(実際には確認してません ^-^;)

凡そ、Vbe=0.6V(温度上昇に伴い小さくなる)を考えないで済みます。

 

各値は、以下のように計算できます。(hFEは十分大きいと考えて、ベース電流の配慮は省略)

ちなみに使用したTrのそれぞれのhFEは、2SC1825:270程度、2SD2012:450程度 なので、最終段で1A流したとしても、Q2に流れるベース電流は8μA程度なので、Q1のコレクタ電流は0.1mAも流せば、無視できる程度になります。

 

Ts:設定温度

(0.01mV * Ts / R13) * (R11 + R12) =( 5V – 1.2V)

1)設定したい温度Tsを決まます。

最近の気温と部品の(寿命を考慮した)動作温度を考えると50℃~55℃が良いかと思います。

2)R13を入力インピーダンスを考えて決めます。

あまり大きすぎても動作が計算通りに動かなくなるで、大きくても1kあたりが良いかと思います。

3)上の式から、R11+R12を計算します。

4)実際に入手できる近い値の抵抗値で改めて、Tsを計算して、問題ないか確認します。

 

まぁ、こんな感じ

 

1チップのサーモICなどもあるようですが、トランジスタと抵抗だけ(温度センサーは除く)で作った簡単オーブン回路でした。

 

追記:

実験中。保温材のないこの状態でもほぼ52.3℃を±0.1℃程度でキープしています。

Simple OvenによるOCXOの実験機

回路は結局R1とR2を並列接続した以下となりました。実験機の温度センサーLM61の電源は、CXOに供給の安定化3.3Vを使用しています。

OCXO用 52℃ Simple Ovenの回路図

実はこの回路には大きな欠陥があります。それは、設定温度と5V電圧に密接な関係があるので、ある程度正確な5Vが必要となることです。

その対策としては、1段目のQ1の電源をLM61と同じ内部安定化の3.3Vを供給します。もちろんこの時はR11+R12の値は見直しが必要です。

供給する電圧によって変わりますが、3.3Vの場合はR11+R12を4kにすれば丁度良さそうです。

ん?実測では46.2℃…..?

計算はあってそうなので、値を確認しないで使用した中華製金属皮膜抵抗の値が大きかったのかもしれない。

ボケて4.7Kを使ってました。そもそも標準値で4Kなんてないですもんね(-_-;)。近いところで3.9kでしょうか

OCXO用 52℃ Simple Ovenの回路図 fix

格安 10MHz VCXO を作成 その2


改造元のCXO-050Cについて

CADツールのお試しで回路図を作成したので記載します。

格安だった? CXO-050C回路図

大変オーソドックスな回路構成となっていました。

VCXO化は、C1のコンデンサをバリギャップダイオード(今回は通常のダイオードを使用)に変更して、電圧を加える抵抗を追加して以下の様な回路となっています。

CXO-050C 改造VCXO

VCXO化 CXO-050C改の改良

現状の回路でもVCXOとして動作はしますが、少々周波数偏移が大きすぎる(実験機は±700Hz程度、加える電圧により周波数が変わる)

基準発振器として使用するには、少々扱いにくい(周波数をコントロールする電圧がシビアになる)ので、できれば±10Hz程度まで抑えたいと思います。

最終的にはオーブンに入れてほぼ同じ温度での動作させる前提なので....

 

さて、方法ですが、追加したダイオードの抵抗接続端とVC/水晶発振子の間に3~10pF程度のコンデンサを直列に入れてダイオードの接合容量の影響を小さくします。

CXO-050C改の改良 結果

温度補償型セラミックコンデンサ 3pを接続して、±30Hz程度になりました。

 

LCR-T4 をプチ改造


意外に使えるLCR-T4をプチ改造

LCR-T4をお試し程度のつもりで使い始めましたが、便利で使えるので、もっと気軽に扱えるようにプチ改造しました。

「LCR-T4」は、一般的電子回路で使用する単一機能部品(トランジスタ、ダイオード、コンデンサ、コイルetc)の基本特性や端子の極性表示などを簡単に計測できる大変便利な価格的には玩具ですが、個人レベルでの利用では十分測定器として使える便利なものです。

元々は、AVRマイコンのオープンソースの回路?を製品化したもののようで、酷似商品が多数存在します。

回路図も公開されていますしオリジナルのFWも拾えますので、自作も可能と思いますが、購入したほうが安上がりです。

HiLetgo LCR-T4 9V 128*64 LCD抵抗コンデンサー ダイオード SCR トランジスタ ESR メーター テスター [並行輸入品]

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 プチ改造の内容は、

  • ケースに入れる
  • 006P電池の他にACアダプターでも使用できるようにする。

ケースは、100均や文房具の梱包ケースなどを使うと安上がりではありますが、見栄えに劣る場合が多々あるので、今回はヤフオクで販売しているケースを購入しました。

新タイプ LCR-T4 正規品用 LCR ESR トランジスタ テスター用ケース シルバー

新タイプ LCR-T4 正規品用 LCR ESR トランジスタ テスター用ケース シルバー 中

「新タイプ LCR-T4 正規品用 LCR ESR トランジスタ テスター用ケース シルバー」という名前でヤフオクで販売されているものです。

送料別で700円でした。送料込みでも本体と合わせて2,100円程度 !!

シルバーというよりはグレーですね。ブラックもあるようです。

外観はシッカリしたつくり(ねじ穴の強度はさほどないと思われるので、頻繁な開け閉めや絞め過ぎは避けた方がよさそうです。)で、玩具が立派な測定器に変身しました(^^)/

 

3Dプリンターで製作されたものようで、一体成型物に対して、改造する場合は、注意が必要と思います。

比較的低い温度で溶解したり、特定方向に割れが発生しやすかったりします。

穴あけ加工は、小さい穴から徐々に大きくして、周辺への負担を極力軽減し、ルーター等で加工する場合もあまり温度が上がらないように連続的な摩擦は最低限とします。(すぐ溶けるので融着します。無理に外すと割れます。)

いきなり改造後、使いやすくなった?LCR-T4

LCR-T4 プチ改造電池とACアダプターで使用できます

簡単な回路なので回路図は作ってないので、回路構成の概要だけ記載します。

LCR-4TにACアダプターを接続する回路図

LCR-T4は内部で5V三端子レギュレータで安定化しているので、特に安定化して入力する必要はありませんが、使用する人がアバウトなので、使用するACアダプターがコロコロ変わることを想定して、逆接続防止にアダプターの入力はダイオードを経由して5V三端子レギュレータへ、但し、5Vでは電圧が低すぎるのでLED2個の下駄をはかせて、約9Vとしてします。(ACアダプターに接続される入力部のダイオードは、順方向電圧が高くなり電圧の高いACアダプターが必要になりますが、逆方向耐圧の高い普通のダイオードの方が安全性は高くなります….そんなに高い電圧のACアダプターは使わないでしょうからここではショトキーバリアを使用しています。)

ACアダプターからの9Vは、ショトキーダイオード経由でLCR-T4に接続。電池の入力は普通の整流ダイオード(漏れ電流が小さく順方向電圧が大きい)経由でLCR-T4に接続して、ダイオードSWによるACアダプターと電池の切り替えをするようにしました。

LCR-T4の電源オン時の電圧確認で、ACアダプターを接続しない電池だけの場合、8.00Vと表示、ACアダプター接続時は、8.55Vと表示して、ACアダプターと電池の切り替えもできているようです。念のために測定結果も比較してみましたが、差異はありませんでした。(当然^^♪)

ACアダプターは12V程度のものが必要ですが、古いトランス式のACアダプターなら、9V品とかでも小電流では12V程度ある場合があり、この場合は使用可能です。実際ここでの使用は定格9Vのトランス式のものを使用しています。(無負荷で12V程度あります)

ケースは、ACアダプター接続用の穴と側面のLED用の穴を開けましたので、ACアダプター接続時は側面のLEDが赤く光り存在感を主張します。工具を見失う私にはよいマーカーとなると思います。

副次効果で見つけやすくなったLCR-T4

改造費用は、ケース以外は手持ち部品を使用で0円なり

使いやすくなったLCR-T4 (トランジスタテスター、LCRテスター、ESRテスター)

LCR-T4 は、自作される方や古い機材を趣味で修理される方は、すでに高価な測定器をお持ちでない限り、入手されて損はない優れものだと思います。

そんなLCR-T4を電池の消耗を気にしないで、工具箱にもほり込める(本気でラフに扱うにはLCD保護の工夫が必要と思いますが)ようになり、さらに使いやすくなりました。

DIY自作派には必須の測定器 LCR-4Tがさらに便利になりました

内蔵の電池をアルカリ電池ではなく、電圧が少し低く(ACアダプターとの切り替えがより確実になる)容量の大きいリチウムイオン電池にして、極力ACアダプターで使用するようにしたら、10年以上電池交換不要になるかも....(そもそもLCR-T4自体の寿命がそんなにないでしょうけど)

ニッケル水素2次電池にして、充電できるようにする手もあると思いますが、デスクワークでほぼACアダプター使用なら、今回の改造で十分に思います。

 

おまけ

趣味でいろいろ工作する方は、以下のパーツセットを用意しておくと結構いろいろと出来ます。

おそらくすべて中国製でしょうけど、今のところ不良はなく、パーツの精度もそれなりで十分便利に使えます。但し、トランジスタなどは高周波用のものは少ないので、どちらかというと低周波領域での工作に向きます。

OSOYOO(オソヨー) 電子工作基本部品セット LED 5色 合計100PCS 金属皮膜抵抗器 30種類 合計600本 電解コンデンサ 12種類 合計120本 セラミックコンデンサー 30種類 合計300本 ダイオード 8種類 合計100本 トランジスタ 17種類 合計170本 (電子部品セット6種類)

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格安 10MHz VCXO を作成


以前格安で入手できたこちら

CXO-050C 9.9532MHz KSS JAPAN

を改造して、10MHz VCXOを作成しました。

まずは開腹して、水晶を取り替えます。

CXO-050C 9.9532MHz KSS JAPAN の 水晶を取り外す

10MHzの水晶発振子を取り付けて、左下のコンデンサの代わりに逆極性にダイオード(本来は可変容量ダイオードを使用ですが、手持ちダイオードで5pF前後のものを選別使用)を接続して、バリコンに近い側に100kΩ抵抗経由で左下NC PIN端子に接続して、外部から電圧をかけられるようにします。

CXO-050C 9.9532MHz KSS JAPAN 改10MHz VCXOCXO-050C 9.9532MHz KSS JAPAN 改10MHz VCXO

後は元の通りに金属カバーをハンダ付けして、完成。(抵抗の足がショートしないように絶縁テープを貼るとか注意が必要)

これをオーブンに入れたらVOCXOとなるはず。

VOCXOの実験機

CXO-050C 9.9532MHz KSS JAPAN 改10MHz VCXO VOCXO化実験機

いくつか問題もあり、改良も必要ですが、手持ちの測定器やOCXOとの比較の範囲では、どちらの揺れかわからないくらいの安定性で実用性はありそうです。

実験機は電源引き回しが適当で、温度制御がハードPWM制御で約53℃に安定までに時間が必要なので、ヒータ回路の電源分離、温度制御のマイコン化など改良をして実用実験機に進化させる予定。

実用化した際には、常時通電になるので、無駄な電力消費も抑える改良も必要かも…..

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 リペア


ステレオランプがつかないジャンクで入手したPIONEER FM STEREO TUNER F-2050をリペアしました。

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 と AUREX SB-220

実家で仕事をする機会が増えそうなので、リペア後実家にAUREX SB-220と接続して設置しました。

さて、リペアの内容ですが、

故障の状態:

・ステレオランプがつかない。

・片チャネルから音が出ていない。

調査の結果:

・PLL FM Stereo Demodulator PA1001の故障

 Pre-Ampの出力がなく、Pilot信号生成回路に信号が渡っていない。

・AF Amplifier PA1002の故障

 AFアンプ自体は動作しているが、片チャネルだけミュートが解除されない。

いずれも専用ICチップなので、IC単体での入手は難しく、高価になるので、同型機もしくは同チップ使用のPioneer TX-8800などを入手して部品取りが定石となると思いますが、ここでは、実験的に外部回路で壊れた部分を補完して動作させることにしました。

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 内部

外部にPre-Ampを付けて動作確認(裏付けで動作実験)

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 PA1001 PreAmpを外付け

あっさり、ステレオランプはついて、ディレイの影響など心配でしたが、私の耳ではちゃんとステレオになっていて違和感はありません。

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 外付けPreAmp

表側に付け直しました。

PA1002のミュート回路は、私の使用ではあまり必要ではないので、ミュート回路をパスしました。

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 PA1002 故障のミュート回路をパス

パスついでに電解コンデンサをフィルムコンデンサに変更。(思いのほか音に変化がありました)

あと、これらのICの動作電圧が良く使用されている電圧(推奨電圧?)より低い電圧でしたので、安定化電源の基準電圧に下駄(ダイオード)をはかせて少し電圧を上げました。(温度補償など多少問題はありますが)

PIONEER FM STEREO TUNER F-2050 動作電圧変更

後は、調整して完了と....

FMチューナーを調整するための機材は手放してしまったので、実放送などを利用して耳調整しました。

ちなみに回路図は入手できませんでしたが、海外モデルのTX-3000/KU(こちらのSCHEMATIC DIAGRAMなら探せば見つかります)のFM部とほぼ同じ回路のようなで参考にできます。

 

 

趣味の範囲であれば、高価な専用の機材は不要と思いますので、格安の調整機材を作れないか画策中(妄想中)

その題材の1つがこれ

FMトランスミッタ ポータブル ミニワイヤレス FM トランスミッタ 70MHz~108MHz オーディオ ステレオ FMコンバータ

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KT0803L 使用したFMトランスミッタープラグラマブルなFM トランスミッター KT0803L このチップは日本では単品で入手できない模様…..残念。

しかし、この製品のコントローラchip(PIC?)を自前のPICやAVRなどのマイコンに付け替えることでLCDを含む筐体も流用でできてしまうかもしれない(妄想)

ヤフオクでは、「小型デジタル ステレオFM送信機 76~108MHz」なども利用できそうです。(ジャンパーでStereoのON/OFFもできる模様)

StereoジャンパーSWを付けるだけで、そのままでFMチューナー調整機モドキとして利用できそうです。出力レベルは設定できないのでその部分は好みで調整と(^-^;

岩通 IWATSU UC-8152 UNIVERSAL COUNTER 100MHz のリペア


岩通 IWATSU UC-8152 UNIVERSAL COUNTER 100MHz のリペア後

周波数カウンタが欲しくて、自作も考えましたが、汎用性や見栄えから、まずは既製品でということで、オークションでジャンクを入手しました。(最初の画像はリペア後)

岩通 IWATSU UC-8152 UNIVERSAL COUNTER 100MHz のリペア前

 

入手直後は、一番使用頻度の高いf1入力のレベルVolの軸折れで、入力レベルの調整ができません。

あと、f1/f2 のスイッチのTOPがありません。

他にもリアのコネクター部の陥没など、まさにジャンク状態のものを入手しました。

出品者に修理の手掛かりになるかもしれないでの清掃しない写真の状態での発送をお願いしたので、見栄えもまさにジャンクでした。

 

簡単な清掃の後、現状確認をしたところ、機能的には目立つ不具合はなく、私の使用範囲では問題ないようです。

以下のリペアを行いました。

1.内部を含め、全体のクリーニング

2.リアのへこみの補正。(筐体が変形して外部インターフェース基板を圧迫していた。)

3.欠損ボタントップを成形、取り付け

4.25mmの軸長のボリュームが入手できなかった為、使用頻度の低いSTOPのボリュームをf1に。新規に入手したボリューム(軸長15mm)をSTOPに

 (3つあるレベルボリュームはすべて同じ規格のものが使用されています。)

5.切り替えが困難なスイッチのリペア(ボールでロックするようになっているがこれが引っかかり切替ができない箇所が約2か所)

 

内部は、ガラス基板で如何にも計測器といった作りです。おそらく製造から40年ですが、一部ハンダに錆がみられる程度で、年月を考えると綺麗な状態です。(密閉構造ではないので、ダストの堆積は見られましたが、腐食など致命的な劣化はないようです)

岩通 IWATSU UC-8152 UNIVERSAL COUNTER 100MHz の内部1

岩通 IWATSU UC-8152 UNIVERSAL COUNTER 100MHz の内部2

めでたく製造から40年を経たユニバーサルカウンターが蘇りました。

絶対精度を確認する手段は、現時点はない(基準発振器の自作を構想中…妄想ともいう)ので、手持ちのOCXOや自作のVOCXOの周波数を測定して相対性能を見てみたところ、時間変異は少なく計測値は安定しており、趣味の範囲での利用では問題ない様です。

岩通 IWATSU SS-5704 シンクロスコープ 修理


岩通 IWATSU SS-5704 シンクロスコープ 修理

ストレス解消&勉強?で電子工作やオールドオーディオの修理などで使用する為に、最近、ジャンクでIWATSU SS-5704 20Mhz オシロスコープを入手しました。

入手直後は、簡単な清掃程度で何とか利用できるレベルで動作していたのですが、気温が上がり室温が30℃を超えるようになってからグランドレベルが安定しなくなり、レンジの接触不良もあり、レベル読みだけでなく波形観測すら怪しくなってしまいました。

 

修理するか、修理は他に譲り、新たに入手するか….

 

結局、修理を進める一方、テスターだけで故障個所特定が難しいのと交換部品の入手に出費が必要な場合も考えて、オークションでの新規入手も視野に物色も並行して進めることにしました。(最低入札価格でのみ入札、競合入札となったら下りるルールで参加)

ことごとく、入札したオシロスコープは落札できず....

修理の方は、少しでも温まるとCH1/CH2ともにGND設定でもレベル変動が始まることから、垂直増幅アンプVertical Main Amplifierの基板のどこかに問題があると推測して調査をすすめました。

IWATSU SS-5704  VERTICAL MAIN AMPLIFIER

写真はコンデンサ交換後で、オレンジのフィルムコンデンサ4個が新しくしたものです。

回路図を見ながら、テスターで追いかけました。

ちなみにこの部分の回路は、SS-5705とプリント基板の共通化の結果か?SS-5705の回路図に近い回路になっているようです。(もちろん、ない機能の回路はありません)

 

結果、最終段のトランジスタの入力までは問題ないようです。

(テスターで電圧の揺れのあるなしだけの判断なので....汗)

こんな時はアナログテスターが良いのですが、また壊してしまった( ;∀;)ようで、デジタルテスターで追跡

120Vラインの変動と最終段のトランジスタの劣化を疑いました。

高耐圧トランジスタは手持ちになかったので、オークションで探しつつ、別の原因を探りました。

120VラインでRCフィルター/積分回路を形成しているフィルムコンデンサーが若干温度も高いようで怪しい雰囲気でしたので、トランジスタの前にフィルムコンデンサーを入手して交換してみることに

岩通 SS-5704 交換したコンデンサ

外して容量を測定してみると、バラツキも大きく、いずれもスペックに対して20%以上容量が減っていました。

結果、修理した本人もびっくり!(^-^;

完璧です。

見事にグランドレベルが安定しました。

なんだか全体的な発熱も少なくなったような落ち着いた雰囲気を感じます。(まさに気分でしょうけど)

トランジスタの手配前で良かった。実は保守用にジャンクの同型も入手を検討していました。

気を良くして、接触不良が分かっていた部分も保守。

触れる場所は、無水アルコールで掃除、コンタクト部分にだけ接点復活剤を塗り、触れない部分は、無水アルコールやライターオイルをしみこませてカチカチ

通常使用する分には、まったく問題ない状態になりました。

 

パチパチ

 

 

私が大学生だったころの製品で、1979年?製造のようで39年位経過しています。これだけしっかり動くのは立派なものです。

当時、日立がトランジスタ製格安オシロを販売していたのをバイトでお金を貯めて買ったのを覚えています。同時期の製品ですが、当時の新品で入手したものより、39年経たこの子の方がシッカリしている(信頼と安心感がある)ように感じます。

当時、岩通と言えば、(私の中では)テクトロに次ぐ、入手したくても高嶺の花だっただけはあります。