月: 2016年11月

GMOペパボから「ロリポップ! スタジオ」のリリース通知が来たので、ちょっと覗いてみました。

グーペ の焼き直しみたいなものかと思ってましたが、その機能を見てみて裏切られました。

グーペ とは全く違い、かなり自由度が高いようで、どうもレゴブロック的に構築できるようです。メニューの階層構造はもちろん、SEO対策もしっかり考慮されているようです。

ロリポップ! スタジオ」が月額980円(年内は無料)で、ロリポップ! のエコノミープラン(月額100円エコノミープラン 詳細はこちら )でも使えるので、月額1080円でかなり自由度の高いホームページが簡単にできてしまうとなると、なかなか魅力的なので、いろいろと忙しいこの時期ですが、時間を作って年内の無料期間にいろいろと試したいと思います。

ざっと機能を見たところ、「グーペ 」にあって「ロリポップ! スタジオ」にない機能は予約機能だけのようですが、おそらく競合となるであろう「WIX」が予約機能を備えているので、近い将来サポートされるかもしれないですし、とりあえずは外部の予約システム「Coubic」などを利用すれば事足りると思います。

グーペ 」で物足りない方は、「ロリポップ! スタジオ」でって感じでしょう。

スキルのある方がWordpressを使用するには及びませんが、通常ホームページに要求される要件はほぼ構築できるほど、ポテンシャルは高そうな印象です。マニュアルの機能からだけの印象ですので、実際に使用して使いやすいか、信頼性、レスポンスはどうかなど、実際に使って確かめてみたいと思います。

年内は無料ですので、多くの方が試されて、実力を確認して頂ければと思います。

私自身も含め、確認された結果を踏まえて、今後のお客様へのホームページ構築の提案に加えるか検討したいと思います。

 

QuadroがGeForceに対して、Direct3D対応でどの程度の性能を発揮するのか?

その後、いくつかベンチマークを比較できるサイトを見つけました。

1つは、先に紹介した「UserBenchmark」GPUだけでなく、いろいろ対応しているようです。

もう1つは、自作マニアご用達的な「TECHPOWERUPのGPU Database」です。

どちらも単純に比較しやすいですが、ところどころ「?」ところもありそうなので、他の情報やテクニカルな裏付けも合わせて考慮した方が良いかもしれません。

 

今更ですが、Quadroの古い世代で、今はYahooオークションなので、4000円を切って取引されているQuadro FX3800で比較ベンチマークを取ってみました(本当は、無印4000/K2200/M2000辺りで調べたいのですが、お試しには高価なので(-_-;))。しかし、今回はベンチマークの話ではなく、ベンチマークを取る前に少しハマったので、書き留めておこうと思います。

何にハマったかというと、高負荷状態でしばらくすると画面表示がブラックアウトしてしまいます。相当に熱くなるカードなので、ヒートシンクの効果が低下しているのかと、ヒートシンクを取り外して、高熱伝導率のシートとグリースを綺麗に塗ってつけ直しましたが、GPU周りの温度に変化はなく75℃からFurMarkで99%負荷の状態でも85℃程度でつけ直し前後で大きな変化はありません。

Quadro FX3800の冷却は少し変わっていて、リアパネル側にFANがあり、GRAMの一部とビデオ変換のChipは直接空冷され、GPUと残りのGRAMとVRがファン付きヒートシンクで冷却する構造になっていて、リア側からフロント側に風の流れる構造になっています。

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しかし、通常、筐体内の風の流れは、フロントから吸気でリアもしくはトップに排気となっているので、風の流れが逆となり、しかも、ボトム吸気の場合を除き熱がこもりやすい拡張スロットのリア側から吸気の為、冷却効率が落ちてしまい、ヒートシンクなしに直接空冷している部分はこの影響を直接受けて誤動作を起こしてしまう可能性が高くなります。

そこで、Quadro FX3800のファンがある側の隣のPCIリアパネルをスリット付きに変更しました。見事に改善!「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」で冷却ファンは40%程度でGPUも80℃前後にもかかわらず数ループで画面のブラックアウトが発生していたものが、まったく問題なく「FurMark」でGPUストレス試験を行っても動作異常は発生しなくなりました。この時は冷却FANは80%以上で回っています。(うるさい(-_-;))

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Quadro FX3800には、リア吸気とフロント吸気の2タイプあるようですが、リファレンスのリア吸気のカードをお使いで、夏場や高負荷時にCPUは生きているのに画面だけブラックアウト(黒画面ではなく色つきだったりいますが、画面が固まった状態)するようであれば、試してみると良いかもしれません。但し、装置の冷却構造によっては、この対策で全体的なバランスが崩れ、冷えなくなる部分が発生する可能性もありますので、独自構造のメーカ製は特に注意が必要と思います。

 

最後に少しだけ、Quadro FX3800は、8年前のカードで、Direct3Dでは、最近のカードのエントリークラスにも負ける性能(これは次回予定...)ですが、OpenGLでは、まだまだ利用価値があるカードのように感じます。

よくあるOpenGLのベンチマークではなく、3D CADのベンチマーク「CAD turbine demo / benchmark」で、3パターンで計測してみました。

私のメインマシンでの計測結果(core i7-3770k + Radeon HD6850) 微妙にテクスチャ剥げ落ちがありました。

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納入前キッティングマシン(core i7-6700k 外付けGAなし) 一部の試験で表示されないところがありました。

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納入前キッティングマシン(core i7-6700k + FX3800 ) 特に問題なし

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私のサブマシン(X3480@3G + FX3800)  特に問題なし

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とこんな感じで、測定結果は一番FX3800が良く、描画中の画像も一番正確に描いていました。(テクスチャの剥げ落ちや、表示が出ないなどありませんでした。)

OpenGLのベンチマークでよく使われる「CINEBENCH_R15」では、意外にもcore i7-6700k(外付けGAなし)が検討して一番良い結果となり、FX3800の構成は一番遅い結果となりました。「CINEBENCH_R15」のOpenGLの結果は、CPUの影響が少なくGAのみの性能となる事から、純粋にGAのみの性能では厳しく、CPU性能と相まってそれなりのOpenGLでの性能といった感じでしょう。(実用になると書きたいところですが、実際に3D CAD環境での比較でないので、実用レベルかは不明)

使ってみたのは、1コインで購入できるUSB電源 スピーカーです。

USBから電源をもらって、Φ3.5mmステレオミニプラグをPCの音声出力ジャックにさして使用します。

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箱の絵を見てわかるようにノートパソコンに接続しての使用が想定されています。

デスクトップに接続した場合には、ノイズが乗るとかで、評判が今一つといった様子ですが、これは、デスクトップのUSBの電源はノイズが大きい傾向があるということでしょう。ノートパソコンの場合は、バッテリを搭載していたり、もともと消費電力が押さえられていたりで、比較的USB電源のノイズは小さい傾向があるので問題が顕著でないが、デスクトップパソコンでは顕著になってしまったということでしょう。

この商品に対する評価を見ているとUSB AC電源アダプタを使用した場合にはノイズは乗ってないようですので、どうしてもノイズが気になる方は、スマホ充電用とかのACアダプタを使用すれば、問題は解決します。ただし、電源がパソコンとは別になりますので、別途電源をON/OFFしないといけない手間が発生します。(電源スイッチはあるので、それでON/OFFできます。)

もう一つの対策は、必ずしも解決するわけではないですが、パソコンの別のUSBコネクタにさしてみることです。特に電流容量が大きく別のレギュレータで供給されていたりするUSB3の口は、解決しないまでもノイズ音が小さくなる可能性が高くなると思われます。この時、スピーカーを接続するUSBとステレオミニプラグの両方の接続も確認しましょう。何度か抜き差ししてみると良いかもしれません。接触が不十分だとノイズが乗りやすくなるからです。但し、原価を極限下げたマザーボードではコネクター系はメッキが弱い場合も多いので、抜き差しもほどほどにします。

もともとUSB電源をそのままパワー系の音響回路の電源に使うこと自体が厳しいので、この価格帯ですので、ほどほどに妥協が必要と思います。今回実機を触る機会がありましたので、実際に使ってみた限り、大きく気になるほどではありませんでしたが、やはり多少ノイズか聞き取れました。スピーカー内部にDC-DCコンバーターなど電源整流平滑回路を組み込めば解決する問題とは思いますが、それではとてもワンコインでは販売できません。(4Vでも動作するようなので、LowDropの三端子レギュレータを内蔵するだけで解決はしそうですが、それでも原価は上がるので難しいと思います。)

ワンコインの割には意外なほどちゃんとした音で、通常のディスプレイ内蔵のスピーカーよりはましな音で鳴ってくれますので、よくできた商品と思います。とは言っても音楽鑑賞するには厳しく、BGMかちょっとした休憩に映画をみる程度なら使えるか程度で、過大な期待をしてはかわいそうです。

妥協・満足出来ない方は、金額の高いものでも、ACノイズの「ぶ~ん」や蛍光灯などの「ぴ~」が乗るものがたまにあるので、店舗などで実際に音を聞いてから購入されるのが良いかと思います。

パワーポイントビュアーを使用する場合にいくつか注意点があります。
ここに記載以外にもあると思いますが、ここでは、デジタルサイネージに使用するにあたり問題となったことを記載します。

インストールについて

PowerPoint Viewerは、こちらからダウンロードしてインストールしますが、必ず、こちらのMicrosoft PowerPoint Viewer Service Pack 2 (32 ビット版): KB2687456でアップデートします。

アップデートしておかないと、自動スライドショーが自動で再生されません。

再生するファイルについて

再生するパワーポイントの中に動画が差し込まれていると、正しく再生できません。

大きなノイズが乗ることがあるので、音量が大きいとスピーカーなどを劣化させるかもしれませんので注意が必要します。

自動スライドショー再生について

自動再生するには先に書いたSP1が必要ですが、そのほかにマウスカーソルが表示されたままになってしまいます。これを回避するには、マウスカーソルを強制的に非表示するか、マウスカーソルを目立たない端に移動させることになります。

マウスカーソルを強制的に非表示にするには、「AutoHideMouseCursor」などを利用します。管理者権限で動作させないとうまく動作してくれない場合もあるので、環境に合わせて設定します。

デジタルサイネージで使うスライドショーをPowerPointで作る方法

スタンドローンのデジタルサイネージのデータとして、通常は動画かスライドショーを使用します。

ここでは、PowerPointでスライドショーの作り方を簡単に説明します。

1.通常のプレゼンテーション同様にPowerPointでデータを作ります。

この時、以下の点に気を付けます。

  • 実際に表示する画面サイズに合わせて作成します。通常は「デザイン → スライドサイズ → ワイド画面(16:9))」で良いでしょう。
  • 文字や絵が動くアニメーションを使うと、人目を引きやすくなります。アニメーションを使う場合は、通常「画面切り替えタイミング」は「クリック」となっていますので、動かしたいタイミングに合わせて変更します。
  • 画面の切り替える時間は、アニメーションが動いている時間を除いて、あまり長すぎないようにします。飽きられないうちに画面を切り替える感じが良いでしょう。完全に停止している時間は長くても10秒といったところで、通常は5秒以内が良いと思います。
  • 動画やリンクは貼り付けないようにします。Powerpointviewerでは動画は正常に再生できない場合があります。

2.出来上がったプレゼンテーションを自動スライドショーにします。

  • 「画面切り替えタイミング」を「クリック」以外の必要に応じた設定をします。(表示するページすべてに設定)
  • 「スライドショーの設定」の「自動プレゼンテーション」と「ESCを押されるまで繰り返す」を設定します。

3.作成が完了したら、「エクスポート」で「プレゼンテーションパックを作成」します。

4.作成されたプレゼンテーションパックの中のpptxがスライドショーとなります。

格安でスライドショーを作成依頼

久々にYahooオークションを見てみると、それなりの欲しいと思える実運用に十分耐えられるスペックのワークステーションが結構格安で多数出品されています。

オークションでワークステーションを購入される方は、マニアックな方が多いのかもしれません。そのような方へはいらぬおせっかいとなりますが、ワークステーション開発に関わり、多数のパソコンやワークステーションに触れた経験から、あまり詳しくない方向けに購入される場合の注意点を書きたいと思います。

ワークステーションも低価格化が進み、コンシューマー向けパソコンとの共通化も進んではいますが、ワークステーション特有の問題があります。

  1. 故障した場合の部品が高価、もしくは手に入らない場合がある。
  2. 増設前提の場合、増設パーツの入手が困難もしくは高価な場合がある。
  3. 性能&信頼性重視の為、静かな事務所に設置の場合、音がうるさいことがある。
  4. 一見すごいスペックでも数世代前のアーキテクチャで性能が格安パソコンにも劣る場合がある。

これらの問題を認識した上で、具体的には以下の点に注意して入札しましょう。

  • 増設なしに出品されている構成で使えるものを選ぶ。
  • HDDは入手後増設できる可能性が高いが、トレイなど機構部品が必要な場合があり、添付を確認する。
  • メモリは、ECC付きの場合やマージン・相性など専用部品の場合があり、増設できない前提で考える。
  • Xeonなどのキーワードやコア数に騙されないようにCPUが欲しい性能のものか必ず確認する。(古いXeonだといまのCeleronより遅い)
  • 同型でも必ずしも使えないが、どうしても保守・増設したい場合は、同型を複数台入手する。

BTOメーカのコンシューマー向けパーツで構成されたものは、コンシューマー向けパソコンと同じなので、上記にあたりません。

本格的にCADの勉強がしたい学生さんや、古いXPのパソコンから格安でグレードアップしたい設計事務所様など、十分検討に値するワークステーションが多数出品されていますので、自分にぴったりの商品を探してみましょう。

3D CAD用のパソコンを構築するにあたり、大変悩ましいことがあります。

それは、

GA(グラフィックアクセラレータ)に何を選択すべきか....

2011年あたりから、CAD/CG系のアプリケーションが、OpenGLから、Direct3D対応に移行が進んで、2016年では、一部を除いてWindows系の動作環境の記述からOpenGLの記載が見当たらない状況となっています。

しかし、相変わらず、動作認証済みカードにはQuadro系とFireGL系しか見当たりません。これにはカード製造メーカがそれぞれ1社に限定されることと、アプリケーションメーカ側としては、OpenGLでの動作保証するには、動作認証が不可欠であるという立場から必要な事によります。これは、結果的にGAカードメーカから見ると実質CAD/CG系アプリに特化したカードの存在意義を示す動作保証の証となっていると思います。

一方で、Direct3D対応の沢山のカードがありますが、WHQLドライバーを使うことで、Direct3D APIが保証されており、アプリ―ケーションメーカは、動作環境の要件にDirect3D対応グラフィックカードと記載することで、ひとまとめで記載しています。(要件に「ワークステーション クラス グラフィックス カード」や「True Color 対応」の記載があったりして、余計にユーザーを悩まします。30ビットカラーをTrue Color という場合があり、コンシューマー向けGAは24ビットカラーとなります。)

つまり、こんなイメージになります。

OpenGLとDirect3D GA動作保証範囲

 

保証範囲の違いにより不安な要素もありますが、Direct3D対応しているコンシューマー向けのゲーム用のグラフィックカードでパソコンを構築することで購入価格をグッと下げることが可能となります。しかも、主にゲーム用として販売されているDirect3D対応グラフィックカードは、同価格帯のCAD/CG専用のQuadro/FireGLに対して、テクノロジー的に1~2世代進んでおり、Direct3Dのベンチマークでの性能測定結果は良い値をたたき出しますので、業務の効率化の可能性もあります。(不幸にして、トラブル続きで効率が落ちるリスクもあります。)

一方、CAD/CG専用のQuadro/FireGLは、あえて安定動作が確認されている古い世代の枯れたテクノロジーで製造していて、十分な時間をかけて熟成させることで、信頼性&品質が高いと言われています。その分、大変高価になっています。(最近では少し事情が変わってきているようで、同時演算処理能力の向上でCUDAコア数多くしたり、より多くのメモリを搭載したりの価格なりのハードウェア強化も行われている。)

ハードウェア構成的には、もっとも需要が多いであろうQuadro M2000(6万)は、GeForce GTX 1050 Ti 4GB(2万)相当で、その価格差は約3倍。但し、ウルトラハイエンドクラスは別格で、コンシューマー向け最強のGeForce GTX 1080 8GB(8万)でも、2世代前のQuadro K5200(25万)相当になってしまいコンシューマー向けでは相当品がなくなります。

もし可能であれば、事前にコンシューマー向けグラフィックカードで評価機を導入して、その後、本格導入が良いでしょう。1台当たりQuadro M2000の3枚分あれば導入可能でしょう。

 

調達資金・固定資産費を抑えるために、ぜひ、コンシューマー向けグラフィックカードを導入したいところです。

コンシューマー向けグラフィックカードを選択するにあたり、その性能がQuadroのどのクラス相当なのか知りたいと思います。しかし、公開されているGeForceとQuadroをDirect3Dで比較したデータはあまりありません。ましてや業界メーカの提示したデータは見当たりませんので、実際にどのDirect3D対応グラフィックカードでどのくらい動作するのかわかりません。

そこで、ハードウェア構成(CUDAコア数、メモリ容量、メモリバンド幅、アーキテクチャ)を比較するか、以下のような比較サイトを利用することになります。

不特定多数の結果をまとめられているようなので、測定条件が異なる比較となりますし、現場のCAD環境での性能には一致しませんので、あくまでも目安程度と考えたほうが良いですが、このような比較サイトがあります。(CUDAコア数やメモリ容量によるアドバンテージが出にくい為、ハイエンドモデルの結果は低めに出ていると思われます。)

私個人的には、今旬で、GeForce GTX 1050 Ti 4GBの上位でGeForce GTX 980後継機にあたるGeForce GTX 1060 6GB当りが、Quadro M2000の代わりに無難な選択ではないかと思います。(どなたか稼働報告を頂けると幸いです。)

AUTODESKのユーザフォーラムを見ていると、GeForceでAutoCADを動作させているユーザは確かにいます。

Quadro/FireGL以外で3D CAD/3DCGで運用されている方(企業様)は、動作報告をどんどん公開してほしいと思います。(企業ユーザがほとんどでしょうから、会社内情報になり、なかなか公開が難しいという事情もあるのでしょう。)

フリーランスの方などは比較的公開しやすく、ブログやアフィリエイトサイトなども運用されている場合もあるでしょうから、ぜひ、公開頂ければと思います。また、私共に稼働情報を頂ければ、まとめて公開も考えたいと思います。

BTOパソコンのメーカ様も、CAD用はQuadroと決めつけないで、ゲーム用パソコンのようにxxxCADソフト推奨パソコンみたいなコンシューマー向けグラフィックカードを積んだモデルをラインナップできないものかと思います。(業界のしがらみがあるのかな?)

BTOパソコン・PC通販ショップのマウスコンピューター

お客様にできるだけコストパフォーマンスの高いパソコンを提供する為にBTOパソコンを組んでみました。

極力、高性能で、将来的に拡張性に優れたものであることを目標に以下のポイントに注意して構築しました。

  • 標準構成では若干不安のあるHDD、拡張GAの冷却を十分考慮する。
  • 電源は、将来的な拡張を考慮した容量+αの十分な冗長容量とする。
  • メモリは、デュアルチャネルなど考慮した枚数で構成する。
  • HDDは、高速性と信頼性&大容量を考えて、OS/APはSSD、ユーザーディスクはハードディスクとする。
  • HDDの内部増設できる冗長性を持たせる。
  • 長く使う為、極力最新のアーキテクチャで主流のものを選ぶ。(保守が長期可能)
  • 入手後のエージングと細かいチューニングする。(静穏性/信頼性の確認、確保のため)

以上のようなことを考慮・配慮してBTOパソコンを手配しました。

この詳細は、別途書きたいと思います。

BTOパソコンを検討していると、どうしても部品レベルで組んでみたい血が騒ぎます。

しかし、BTOパソコンは、さすがセットモデル、組立費とかで高くなっているかと思いましたが、数の理でしょうね。

バラ パーツで同じ構成を構築するよりお安く出来上がります。

しかし、それもマニアックな要素を加え始めるとどんどん高額になってしまいます。

そこで、普通に店頭で購入したら30万円以上になる高性能パソコン相当を20万円を目標に仮想で検討してみました。

コンセプトはツボを押さえたマニアックな高性能パソコン

(お決まりの…これ通り、構築して問題ないかは保証しません。)

お客様のパソコンは、LGA1151では構築しましたので、LGA2011-3で検討してみたいと思います。

最速のCore i7-6950Xで組んでみたいところですが、このCPUだけで16万以上するので予算オーバーなのはすでに明らかですので、少し落として、Core i7-6850K辺りで検討してみたいと思います。

と、下調べを始めると、Core i7-6850K は、4Gamerの記事によると想定通り以上にゲームなどでは、性能は十分発揮できず、3DCGやサーバ用途で多くのthread数を要求される用途に向いている。

ん~、一番性能指標としてわかりやすいゲームで弱いとなると…..いきなり、意欲低下(-_-;)

3DCAD/CGなどで同時演算が多い処理には有利なのは確かなので、ちょっと意欲回復をまって改めて検討したい。

(^-^;

次回は、自分用に組むLGA1151で組むBTOパソコンを考えよう。(次回に続く)