Dell Inspiron 11 3000シリーズを触る機会ができましたので、サクッとレビュー。
CPUや構成の違いで様々なモデルがありますが、今回のモデルは、
- Inspiron 11 3162
- インテル® Pentium® プロセッサー N3710 (2M キャッシュ, 最大 2.56 GHz まで可能)
- 11.6-インチ HD (1366 x 768) アンチグレア LED-バックライト ディスプレイ
- 4GB シングル チャネル DDR3L 1600MHz (4GBx1)
- 128GB ソリッド ステート ドライブ
細かいところまで配慮されたトータルバランスがよいノートパソコンです。
通常使用では不満のないCPU性能にSSDの高速アクセス、そして、アンチグレアで見やすいLCD(厳しい評価をされているようですが、価格バランスを考えると十分実用的)、優れたバッテリ駆動時間。筐体はコストダウンで安っぽさを否めませんが、十分な剛性、手跡の目立たない表面塗装、操作性を配慮した構造などよく考えらています。
些細な筐体の安っぽさだけ許容できれば、ベストチョイスのモバイル兼おうちパソコンです。
筐体の安っぽさは、LCDを閉じてハンドリング中は感じません。LCDを開けたときにLCD筐体のふちに触れたときに感じてしまいます。(角取りしないで組み立てたプラモデルみたいな。今の人にはわからないか....)コストダウンの結果でしょうけど、筐体(LCD側)のふちの角取りがされているとぐっと印象が変わったかと思います。
あと、個人的にはTopの大きなDellのロゴですが、もう少しつつましくなるとうれしい。
少し細かいところを見ていきます。
Dellのこのクラスのノートパソコンで必ず指摘されていることですが、LED表示がありません。LED表示がされるのは、CapsLockとCamera activeの2つだけです。スリープ運用が当たり前のモデルなので、トラブル発生時の切り分けに困るくらいで、普通に使えているときは困らないでしょう。
micro SDスロットが左サイドにあります。ほぼぴったりSDが収まるようになっており、内蔵ディスクの容量不足をmicro SDで補うような運用にも支障がなさそうです。
LCDが開けやすいように口があります。
裏側はすっきりしています。
裏蓋を固定するねじの内、真ん中の1個だけカバーがされています。
運用次第で支障はないとは思いますが、電源スイッチが押しにくく押した感がありません。
先に書いた筐体の些細な安っぽさとこのスイッチがこのパソコンの数少ない減点ポイントと思います。
バッテリ駆動時間は、5G Wi-Fi接続でYoutubeの音楽PVを流した状態で、6時間は余裕でした。
最後に
参考までに Windowsエクスペリエンスを測定してみました。もし、メモリがデュアルチャネルならデスクトップともいい勝負になるくらい結構いい値になっています。
Dellのもう少し上位の機種XPS 12 などや、このモデルの2in1タイプ なども機会があれば、触ってみたいものです。