UbuntuをインストールしたCOMPAQ PC CQ1140jp が、なんだか動画表示が重い
COMPAQ PC CQ1140jp (QF212AA-AAAD)
は、AMD E-450を搭載していますので、GPUの動画再生支援が期待できるはずなんですが、
- FireFoxでamazonプライムビデオを再生時、非常に重い。
- VLCでの動画再生も2枚以上開くと表示がおかしくなる。
まぁ
CPUの性能だといえば、それで終わってしまうが、そこはあきらめが悪い。
OSは、
Ubuntu 16.04 で、
動画支援パッケージには、VA-API と VDPAU があります。
「mesa-va-drivers」はインストールされているぽいが…..
vainfoはインストールされてないようで、サポート状態が確認できない。
アプリケーションによって、VA-API と VDPAU どちらかのサポートとなる場合があるようですので、この際、両方ともインストールしてしまう。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install mesa-vdpau-drivers
$ sudo apt-get install vdpauinfo
不要だけど、ついでに
$ sudo apt-get install vainfo
VA-API と VDPAUの動画再生支援サポート状況は、それぞれ「vdpauinfo」「vainfo」で確認できます。
FireFoxでamazonプライムビデオ再生も、VLCでの複数動画再生も問題なくなったようです。
CPU負荷も常に100%の状態から80%以下となり、若干の余裕が出来たようです。
但し、CPU(GPU含む)温度が+5℃位程度上昇する感じで頑張って動いているようです。
PCのスペックを考えるとスムーズな表示で、これはいい感じです。
動画再生をしながら、LibreOfficeもスムーズに動きます。
これなら十分仕事でも使えます。
外観は如何にもジャンクで禿げや傷がありますが、DVDやメモリリーダーなども問題なく大変お買い得なジャンクでした。
もう1台購入しちゃいそう
…..これでEtherが100Mbpsでなく1G対応で8GBメモリサポートなら….
ですが….
まぁ、CPU性能から最適なスペックとなっていて、商品としては良くできた仕様なんですがね~
追伸:
上記の動画再生支援の施策以前に、FireFox自体の高速化は出来ないか、少しだけあがいてみましたが、
FireFox Quantum 57の場合、
様々なサイトに書かれている軽量化・高速化設定をするとかえって動作が不安定となってしまいました。
少なくとも私の環境では….
但し、私の環境では確証は取れてないですが、
「アクセシビリティサービスによるブラウザーへのアクセスを止める」これだけはやっておいた方が良いかもしれません。
メモリを8GBに増設後、なんだかまた重くなって、動画再生が引っかかるようになってしまいました。
どうも、メモリ容量変更時にBIOSの設定を変えてしまったようで、
BIOSの設定を以下のように変更することで改善されました。
F10で、BIOSセット画面に入り、
電源 ー> ハードウェア パワー マネージメント
で、「S5最大省電力」を無効にして、F10で保存、変更を保存して終了。
動画再生時は、この設定にした方が、CPU負荷が低下することで消費電力が30Wから25W程度まで少なくなります。