改造元のCXO-050Cについて
CADツールのお試しで回路図を作成したので記載します。
大変オーソドックスな回路構成となっていました。
VCXO化は、C1のコンデンサをバリギャップダイオード(今回は通常のダイオードを使用)に変更して、電圧を加える抵抗を追加して以下の様な回路となっています。
VCXO化 CXO-050C改の改良
現状の回路でもVCXOとして動作はしますが、少々周波数偏移が大きすぎる(実験機は±700Hz程度、加える電圧により周波数が変わる)
基準発振器として使用するには、少々扱いにくい(周波数をコントロールする電圧がシビアになる)ので、できれば±10Hz程度まで抑えたいと思います。
最終的にはオーブンに入れてほぼ同じ温度での動作させる前提なので....
さて、方法ですが、追加したダイオードの抵抗接続端とVC/水晶発振子の間に3~10pF程度のコンデンサを直列に入れてダイオードの接合容量の影響を小さくします。
CXO-050C改の改良 結果
温度補償型セラミックコンデンサ 3pを接続して、±30Hz程度になりました。