福岡発の純国産CMS『OneThird CMS』を試してみる

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福岡発の純国産CMS『OneThird CMS』を試してみる

福岡発の純国産CMS『OneThird CMS』とは

baserCMSと同じ福岡発の純国産CMSで、baserCMSがフレームワークにcakePHPを使用しているのに対して、すべてオリジナル設計で、無駄な部分がなく、高速動作、超軽量を謳っています。

まだ、マニュアル類が整備されていない事がネックで、サードパーティーのテーマやプラグインも現時点では公開されていないようですが、指摘されていたセキュリティー問題も対策されたようですし、今後、コニュニティなどができて永続開発される体制ができれば化けるかもしれません。

プロ向けのようで、難しいのかもしれませんが…..

ドキュメントに記載を見つけられませんでしたが、OSDN(SourceForge)を見る限り、GNU General Public License v2 (GPLv2)のようです。ここら辺もソースなりドキュメント内で明示されていると安心できるのですが、ソース内にGPLの規約の添付も宣言も見当たらないし、OSDN(SourceForge)も紹介だけで実際のパッケージは公開されていないなど、業務で本格的に使用するには、少々厳しいのが現状かと感じています。

OneThird CMS のローカル環境を構築

OneThird CMSは、SQLiteにも対応で安価なレンタルサーバーでも運用可能なのも売りですが、ここでは、お試しということで、簡単にWordpress環境を構築できるLocal by Flywheelを使って、超簡単にMySQLを使った環境を構築します。

  1. Local by Flywheelをインストール、インストール済みなら次へ
  2. Local by Flywheelを起動して、Local Siteを追加
  3. 追加したSiteのフォルダ(/app/public/)のWordpressのファイルをすべて削除
  4. OneThird CMSのOnline Installerをダウンロードし、解凍したファイルを上記フォルダにおく
  5. Local by FlywheelでLocal SiteのVIEW SITEをクリック
  6. 表示されたセットアップ画面に従って、セットアップ
  7. セットアップにあたり、database情報は、Local by FlywheelのLocal SiteのDATABASEのタブを参照
  8. Admin/Admin passwordはとりあえずdatabaseのアカウントを入れておき、セットアップ後、OneThird CMS アカウント設定で正しい情報に入れ直す。
  9. 次回から、Local by FlywheelでLocal SiteのADMINで設定画面が表示できるようになる

 

おしまい。簡単でしょ~(^_-)-☆

サンプルサイト作成(将来…..?)

サンプルで金魚の紹介サイトでも作ってみようかと思いましたが、最初に書いたようにまだライセンスや開発継続性に不安がある状況なので、工数を割いて作業するのは、今後の動向をみて考えたいと思います。

現状、Wordpressでも弊社作成のテーマで十分な高速性を出せることが確認できていますし、SQLlite環境ではbaserCMSが使用できますし、baserCMSの高速化の検証を先に実施したいと思っています。

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