以下の条件を満たす、ホームページ作成サービスということで、「Ameba Ownd」を使ってみました。
作成したサンプルサイトはこちら
◇条件
- 初期費用・月額無料
- 商用利用可
- ネットショップを設置できる
- スマホ対応
- 余分な広告の掲載が少ない
- 独自ドメインが利用可能(設定が無料)
テンプレートをベースに機能ブロックを貼り付ける手順で作成していきますが、WIXほどの自由度はありません。
ただ、htmlも挿入可能ですので、アフィリエイト広告なのども簡単に入れられます。
使ってみて、以下が不足と感じました。
◇不足
- 問合せのパーツがない
- ショップ機能は最低限で、
送料は固定となる。(=BASEで基本にAppカテゴリ管理追加)
BASEに入ってBASE App送料詳細設定を追加することで、地域別送料も設定できました。
- Owndの広告が最上部とPoweredに入る
- 段組みができない(大きなレイアウトは、テンプレートで決まってしまう。)
- 独自ドメインでは、SSL対応できなくなる(BASEショップは出来る。)
- すでにあるBASEとアカウントは共有できるが、商品は共有できない(NG)
ショップ作成時にすでにOpenしているBASEショップのアカウントで連携してしまいました。すでに発売中の商品がOwnd側で見えないので問合せした結果、不具合が発生する可能性があるので、既存のショップとは別に新規アカウントで連携してくださいとのことでした。すでにBASEショップをお持ちの方は注意が必要です。
優れていると感じたのは、
◇特徴
- 標準でAMP対応(但し、独自ドメインには未対応の模様)
- SSL対応(Owndドメインの場合)
- 簡単にスタイリッシュなページができる
- BASEの商品ページより詳細な商品説明が作れる
結論:
ショップ機能は、詳細商品説明文はBASEに対して優れていますが、商品検索機能がないので、商品数が一画面に収まる程度の場合にしか実用的ではありません。
受注案件で作成した 農業法人 株式会社 FFT様のホームページ 赤の元気。
上下とBlogページの下側に広告がありますが、見栄えも機能も必要十分な出来栄えと思います。純粋なホームページや商品数が1ページに収まるショップを構築する場合の事例となります。
先に記載したようにAmeba Owndでは、カテゴリ・商品検索が標準の機能としてはないので、カテゴリ・商品数が多い場合は、BASEが良いでしょう。また、ホームページとショップを二つ運用するのは、手間がどうしても増えるので、現状では、比較的ホームページ的な要素を盛り込みやすいテンプレート(例えば、「DEPARTMENT」)を使いBASEで構築するのが良いと思います。商品説明が弱い部分は集客対策も兼ねてBASEのBlogで補うことで対策できる(もともとそういう意図の作りになっている)と思います。